環境問題と真正面から向き合い 循環型社会をリードする総合環境企業|三和興業

<COMPANY INFORMATION>
(株)三和興業

代 表:大山哲寿
所在地:福岡市東区千早2-2-43 sanwaビル3F
設 立:1986年2月
資本金:3,000万円
TEL:092-671-1855
URL:http://www.sanwa-iec.co.jp


 「解体工事業」「産業資源循環事業」「クリーンエネルギー事業」の3本柱を軸に、持続可能な循環型社会を目指し、環境に配慮した取り組みを展開する(株)三和興業。解体・産業廃棄物処理のエキスパートとして、また、時代の先をいく「総合環境企業」として地域社会を支える同社の魅力とは──。

【目次】

解体・産業廃棄物処理の
エキスパート

 福岡の都市開発プロジェクトとして知られる「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」。着実に進行する2つのプロジェクトでは古くなった大型ビルが取り壊され、先進的な新しい建物が建てられている。そんななか、解体工事の現場で大いに活躍しているのが、(株)三和興業だ。

 同社は1963年4月に解体工事業者としてスタートし、創業62年を迎える。大規模商業施設や病院、公共団体や官公庁の施設などの解体工事や廃棄物処理を手がけ、福岡県および九州全域を営業エリアに総合環境企業として事業を展開。現在は、古賀市、飯塚市、篠栗町にプラントを設け、解体工事から分別と廃棄、リサイクル製品の製造・販売までワンストップで行っている。

 とりわけ、環境への配慮に重点を置いているのも特色の1つだ。同社では解体工事で発生する廃棄物の再資源化による循環型社会への貢献はもちろんのこと、事業活動によって発生する二酸化炭素の削減(負の影響を最小化)や太陽光発電を中心としたクリーンエネルギー事業(正の影響を最大化)による取り組みで、脱炭素社会への貢献に寄与している。

持続可能で豊かな循環型社会を目指す三和興業のワークフロー
持続可能で豊かな循環型社会を目指す三和興業のワークフロー

3つの事業で
循環型社会に貢献

CADで建物の解体方法や足場の図面を作成
CADで建物の解体方法や足場の図面を作成

    三和興業は主に3つの事業で構成されている。1つ目は祖業でもある「解体工事業」だ。建築・構造物解体工事では、敷地や建物、周辺環境、搬入搬出ルート、有害物の有無などを調査した後、3D-CADを駆使し、安全性・作業効率を考慮した最適な施工計画を提案。条件に沿った自社保有機で安全かつスピーディーに解体することで顧客からの信頼も厚い。そのほかにも土木・外溝・舗装工事など幅広く手がけており、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分まで、各工程をすべて自社で徹底的に管理している。

種類豊富な自社保有機
種類豊富な自社保有機

 2つ目は「産業資源循環事業」だ。同事業では、工事の際に排出される建設系産業廃棄物(建物の新築・改修・解体および土木工事において発生する、コンクリート・ガラス・木材などのいわゆる瓦礫のほか、あらゆる種類の建材、土砂など)のなかでも分別が困難な混合産業廃棄物を篠栗SRC(サステナブルリサイクルセンター)の高度選別処理システムを用い、精選別している。適正かつ効率的に中間処理を行うことで、限りある資源を道路や土木資材として再利用。高いリサイクル率で環境への負担減少に努めている。

篠栗SRC内にある高度選別処理プラント
篠栗SRC内にある高度選別処理プラント

    そして3つ目の「クリーンエネルギー事業」では、太陽光を中心とした再生エネルギーにより、プラント等使用電力の再エネ100%を達成している。現在、篠栗SRCの建屋屋根に設置されているほか、「ふくおかエナジーパーク」(福岡県飯塚市)、「若松・大鳥居エナジーパーク」(北九州市若松区)により再生可能エネルギーの普及・拡大を推進している。

社員が誇れる
企業文化を育む

 同社では、環境保全と経済成長が両立する持続可能な社会の実現を目標に、全社員が一致団結して継続的改善を図っている。

 また、社員1人ひとりが誇りをもって業務に取り組める企業文化を育むため、そして若手人財が輝ける場を創出するため、人財育成や評価制度にも余念がない。

 入社後はわからないことだらけで不安なことも多い。そこで業務習得や早期活躍を図るため、育成担当の先輩社員がつくトレーナー制度を設置。さらに自社作成の教育動画でも現場の技術を学ぶほか、社外研修制度も取り入れ専門的なスキルや知識を身につけている。

 評価制度では上長との1on1の評価面談を定期的に実施。将来的なビジョンの理解やスキルアップのサポートを手厚く行っている。技術系総合職では、さまざまな業務を経験したうえで、自分に合った業務に進むことも可能だ。

大山哲寿代表
大山哲寿代表

    代表取締役社長を務める大山哲寿氏は「新たな人財を絶えず入れて組織を活性化させていかなければなりません。そのためには若手技術者の確保、育成が重要な経営課題です。幸い昔に比べて環境問題を意識する若者が増えてきています。当社の理念に共感していただき、ともに挑戦と成長を続けていきたい」と語る。

 「持続可能な社会」の実現を目指し、より良い未来を次世代につないでいくため、三和興業はこれからも地域と地球の明日を支え続ける。


<求人情報>
(株)三和興業

業 種 :解体工事業・土木工事業・産業資源循環事業・クリーンエネルギー事業
職 種 :施工管理
勤務地 :本社(福岡市東区千早)
採用担当:総務部
TEL :092-671-1855
採用ページ:https://sanwa-iec.co.jp/recruit/

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