金商法違反容疑で「アグリス九州」代表ら逮捕

 野菜の委託販売を装い、無登録で多額の出資を募ったとして、福岡県警は14日、(株)アグリス九州(熊本県)の代表取締役・畑野博樹容疑者ら3人を金融商品取引法違反(無登録営業)の容疑で逮捕した。

 逮捕されたのは、同社代表と元取締役ら。3人の容疑は2021年12月から約半年間、国への登録がないまま、福岡県などの男女9人に対し野菜販売事業への出資名目で計5,000万円を不正に集めた疑い。

 同社は18年からの約4年間で全国の約200人から20億円超を集金したとみられる。事業実態は乏しく、集めた資金を既存の出資者へ配当に回す「ポンジ・スキーム」に陥っていた可能性が高い。警察は詐欺容疑での立件も視野に全容解明を進めている。

【緒方克美】

 事件の詳細は下記の関連記事を参照のこと。

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