宮田学園が逆転勝訴 福岡高裁が一審判決を取り消し、請求を認める

 25日、2022年に出入国在留管理庁が「西日本国際教育学院」を日本語学校と認める告示から抹消した処分について、運営する(学)宮田学園(福岡市南区、宮田智栄理事長)が処分の取り消しを求めていた訴訟の控訴審判決が福岡高裁で言い渡された。判決で福岡高裁は、宮田学園の請求を棄却していた福岡地裁の一審判決を取り消し、請求を認めた。宮田学園側の逆転勝訴となった。

 この問題は、21年に西日本国際教育学院の職員がベトナム人留学生を鎖や南京錠で拘束して人権を侵害する行為を行っていたとして、22年9月に出入国在留管理庁が、留学生の受け入れを認める日本語学校の対象から同学院を抹消する処分を下していたもの。

 判決理由について福岡高裁の岡田健裁判長は、拘束は周囲の職員に黙認されたとしつつも、1人の職員が突発的に行った行為であり、組織として黙認されたとはいえないと判断した。

【寺村朋輝】

関連記事