(株)ベスト電器 第3四半期決算、減収増益~高機能商品が好調
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家電小売業などを展開する(株)ベスト電器(本社:福岡市博多区、小野浩司代表取締役社長)が1月13日に発表した2016年2月期第3四半期決算は減収増益になった。
同社発表によると、第3四半期連結累計期間における売上高は1,276億6,500万円(前年同期比2.6%減)、営業利益12億7,000万円(同比505.4%増)、経常利益18億4,100万円(同比92.0%)、四半期純利益17億2,000万円(同比98.8%増)。
同社は、家電小売業の売上においては、AV商品が4K対応テレビのメーカー各社の品揃えの充実と、価格の値ごろ感から販売構成比の上昇により伸長。また、白物商品では、冷蔵庫が省エネ、省スペース大容量、ミラータイプのプレミアムモデル、エアコンは省エネ、高機能タイプが好調に推移するなどで製品単価が上昇。さらに、調理家電や理美容商品ではインバウンド効果もあり、堅調に推移したとしている。これらの要因による売上総利益率の改善と、販売管理費の減少によって、営業利益で前年同期比505.4%という大幅な増益を見せた。
【川元 浩明】
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