22年福岡市長選に立候補の立憲福岡市議が離党へ~「就職活動」との批判も

 立憲民主党福岡県連は9日に開いた常任幹事会で、福岡市議会議員・田中慎介氏の離党を承認した。

 田中氏は離党理由を「一身上の都合」としている。2月の衆院選で田中氏が応援していた稲富修二氏など中道改革連合へ移籍した福岡の立憲出身者が落選し、立憲県連内は、来年の統一地方選にも影響すると動揺が広がっていた。

 今後は特定の会派に属さず、無所属で活動するとのことである。

 田中氏は2022年11月の福岡市長選に立憲などの推薦を受けて立候補し落選したが、23年の市議選で市議に返り咲いた。この動きについて立憲の一部からは「就職活動ではないか」との声も上がっていた。

 7日午後、記者は田中氏が所属する福岡市民クラブ(旧・民主・社民系)の会派室で顔を合わせたが、「詳しいことはまた」と述べるにとどまり、離党届の詳細について語らなかった。地元支持者への説明は行っているようだが、立憲支持層の票も少なからず得たうえで市議になっているはずだ。市長選を含め応援してくれた方々の思いをどのように考えているのだろうか。

【近藤将勝】

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