九州でトップクラスの建機レンタル会社(株)ニシケン(本社:福岡県久留米市、栗山広一郎社長)は1月21日、業界最大手のカナモト(札幌市、金本寛中社長、東証1部)と資本業務提携を結んだ。3月中にも子会社になる予定。
ニシケンは九州を地盤に建機レンタルや介護・福祉用品のレンタル・販売を手がける。建機レンタル業界では全国でも屈指の業歴を誇り、今では少数となった独立系の有力企業として知られている。
カナモトは北海道を地盤とする業界最大手の建機レンタル会社で、全国展開を図っている。今回のニシケンの子会社化により、手薄な九州地区の営業強化を図りたい考えだ。
ニシケンの株式は従業員持株会を筆頭に、金融機関や取引先など238名が保有。カナモトは議決権割合66.9%以上の取得を前提に売却交渉に入る。買収額は取得する株式数が未定のため未定。
ニシケンの2015年12月期の業績は、売上高が約170億円、経常利益が約15億円。
カナモトの15年10月期の業績は、連結で売上高が約1,332億円、経常利益が約161億円。
【緒方克美】
法人名
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