鈴木宗男氏、「最後のドラマを作る」
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新党大地代表の鈴木宗男氏は、新党大地会報紙「大地通信」を会員に送る際に添えた新年の挨拶状のなかで、2017年4月に公民権が回復することに触れ、「鈴木宗男の最後のドラマを作るべく、必ず男の勝負をする」と述べた。
新党大地代表の鈴木宗男氏は、いわゆる鈴木宗男事件のため、公民権が停止され、17年4月29日までは選挙権も被選挙権も失った状態にある。
15年に開催された支持者主催の「鈴木宗男を叱咤激励する会」で鈴木氏は、「自分の人生にはこれまで、2つの大きな戦い、そして奇跡があった。1度目は初選挙の昭和58年12月18日であり、2度目は逮捕後の選挙、平成17年9月11日である。いずれも勝利することができた。2年後、3年後には間違いなく衆議院選挙がある。その時には、3度目の奇跡を起こしたい」「真に公正で公平な社会、額に汗したものが報われる社会を作りたい。そして、ライフワークである北方領土問題に解決の糸口をつけて政治家としての役割を果たしたい」と意気込みを語っていた。なお「大地通信」には、鈴木氏の娘でもある衆議院議員、鈴木たかこ氏と共に挨拶文を掲載している。以下、紹介する。
お変わりなく新年をお迎えの事とお察し申し上げます。
一昨年は突然の解散総選挙、昨年は統一地方選挙、そして今年の参議院選挙と選挙続きです。
昨年8月18日、新党大地は結党十周年を迎えました。地域政党のファストランナーとして「明日の日本を創る北海道、北海道が良くなれば日本が良くなる」と今年も訴えていきます。
私は新党大地代表として「政治は弱い人の為にある、何よりも将来有る子供達の為に、そして長生きして良かったといえる社会を創る為にある」と考えております。
私にはどうしてもやらなければならない事があります。それは北方領土問題の解決とアイヌ民族の権利確立です。
今年も鈴木宗男の経験と地頭を活かし誰よりもダイナミックに行動して参ります。
お陰様で鈴木たかこ代議士も最年少国会議員として二期生ですが存在感を示し、注目されております。
今年も二人三脚で頑張りますので宜しくご指導の程、お願い申し上げます。新党大地代表 鈴木 宗男
皆様におかれましては、新年を迎え、新たな気分でお過ごしのことと思います。
おかげさまで二期目を迎えた昨年は予算委員会や本会議代表質問など活動の幅を広げることができました。
一方、主権者である国民の十分な理解を得ぬままに政治が推し進められるなど政治の根幹が問われています。
今国会では農水、法務、沖縄および北方問題に関する特別委員会に所属します。地域経済底上げの基礎である一次産業、国際課題であるテロ政策に係る法務行政、領土だけでなく漁業問題に関わる日ロ問題など、議論の中心となって取り組んで参ります。
皆様の益々のご健勝とご多幸を念じ、なお一層のご指導を賜りますようお願い申し上げ挨拶とさせていただきます、衆議院議員 鈴木 たかこ
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