【倒産】(株)VTSタッチセンサー(滋賀県東近江市) タッチセンサーフィルム開発製造

破産手続開始決定
負債総額約17億円

 (株)VTSタッチセンサーは9月7日、東京地裁より破産手続開始決定を受けた。

 破産管財人は佐長功弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区丸の内1-9-2、電話03-5860-3640)。

 同社は2018年3月設立。微細加工技術を用いた次世代型タッチセンサーフィルムの開発・製造を手がけ、設計、技術開発から製造、品質保証までを一貫して行っていた。銅薄膜素材とフォトエッチング技術を用いた高精細パターニング銅メッシュセンサーを主力とし、パソコンや産業機器などの静電容量方式タッチパネル向けセンサーとして採用実績を有していた。

 しかし、2025年7月ごろから取引先などの在庫調整の影響を受け、同年12月ごろにはPCメモリ価格の急騰や品不足も重なり、業績が悪化した。

 このため、スポンサーの支援を受けながら事業を継続する自主再建を検討していたものの、スポンサー候補からの支援を得られなかった。その後、廃業を前提とした私的整理へ方針を転換して関係者との協議を進めたがまとまらず、今回の措置となった。

 負債総額は債権者99名に対して約17億円。


業 種:タッチセンサーフィルム開発製造
所在地:滋賀県東近江市妙法寺町1101-20
設 立:2018年3月
資本金:1億円

関連記事