西部瓦斯(株) 第3四半期、減収減益~LNG購入契約変更で特損計上
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西部瓦斯(株)(本社:福岡市博多区、酒見俊夫代表取締役社長)が1月28日に発表した2016年3月期第3四半期決算は減収減益になった。
同社発表によると、当第3四半期連結累計期間(4月~12月)における売上高は1,358億300万円(前年同期比6.3%減)、営業利益54億円(同比93.3%増)、経常利益52億3,200万円(同比99.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失30億5,200万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益13億4,300万円)。なお、通期の業績予想に修正はない。
同社は、当第3四半期の売上高においては、原料費調整制度にもとづくガス料金単価の下方修正の影響に加え、気温が高めに推移したことなどによるガス販売量の減少にともないガス売上が減少。また、費用面においては、原油価格の下落やガス販売量の減少にともなう都市ガス原材料費の減少により売上原価が減少した結果、営業利益および経常利益が増加したという。
一方、同社は当第3四半期において、一部の原料LNG(液化天然ガス)購入契約の変更にともない発生する精算負担額として見込まれる金額120億5,000万円を特別損失に計上したことから、親会社に帰属する四半期損益が30億5,200万円の損失になったとしている。
【川元 浩明】
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