業績悪化のサニックス　保有不動産の売却を検討

　太陽光発電事業の低迷にあえぐ（株）サニックス（本社：福岡市博多区、宗政伸一代表）が不動産の売却を検討していることがわかった。地場不動産業者の間ではすでに、売却先を探しているとの情報が飛び交っている。全国に点在する同社営業所の多くは賃貸物件であるが、支店の一部や社員寮など保有物件がその対象のようだ。

　2015年11月に発表された、16年３月期第２四半期決算では、前年同期比で売上高は100億円以上の減収となる306億3,100万円、経常利益は▲23億6,400万円と苦戦。人員整理と並行して、地区本部の統合も行われている。

【東城　洋平】

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