労働事件、労働組合対応に信頼絶大
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なかのきみよし法律事務所 弁護士 中野 公義
会社側で依頼受ける労働事件の専門家
労働事件に強い弁護士は多くない。しかも、労働事件を専門にする弁護士の圧倒的多数が労働者側だ。そのなかで、労働事件を専門に扱えて、会社側のニーズに応えているのが、中野公義弁護士だ。労働トラブル、とりわけ個別労働紛争は近年増加し、全国で、労働基準監督署の労働相談は年間100万件、労働審判を含めて裁判所に持ち込まれる紛争は年間約7,000件。裁判所案件は、この10年間で実に2.5倍に増加している。
弁護士は、全国に約3万3,000人、福岡県内では約1,000人もいるが、労働事件の増加に対し、十分なリーガルサービスを提供できているかというとそうでもない。そのわけは、労働事件を専門に扱えるのは、その1割以下と言われているからだ。しかも、そのうち9割が労働者側を専門としており、会社側のスペシャリストに値する弁護士はわずかである。ニーズがあるのに、労働事件を扱う弁護士が少ないのには、労働法が司法試験の必修科目ではないといった事情があるそうだが、そのようななかで、労働基準監督官としての実務経験を有する中野弁護士は、弁護士界の希少種であり、なかでも、その実力は折り紙付きの存在である。
元労働基準監督官、豊富な実務経験
近年、労働トラブルの急増、特に残業代の請求が典型例であるが、それに目を付けて、労働事件を扱う弁護士は増加している。しかし、そのような弁護士が増加すればするほど、中野弁護士の存在感が、とくに際立ってくる。その存在感を際立たせているのは、何よりも、労働基準監督官としての実務経験を持ち、「労使関係」という独特の世界での紛争解決能力に長けていることだ。
労働基準監督官を3年務め、厚生労働事務官として約4年間、労災補償や労使関係を担当した。労働基準監督官として現場で扱った案件は、賃金、残業代、解雇・退職・雇止めのほか、労災等の労働安全衛生など多岐にわたる。本人曰く、「労働基準監督官としての3年間が、紛争解決に必要な、独特のバランス感覚を身につけさせてくれた」とのことである。このバランス感覚が、人間関係を基礎とする労働事件において、中野弁護士の存在感を、まったく違うものにしている。
現在のトラブルは、過去の出来事に起因
また、中野弁護士は、依頼者が弁護士に事件処理を依頼する際、望む結果を得るうえで重要なポイントについて、こう語る。「弁護士に事件処理することは、事件を丸投げすることではない」。
「依頼者の過去の出来事に基づいて、現在のトラブルは生じる。しかし過去の出来事を最もよく知っているのは、弁護士ではなく依頼者自身である。弁護士に事件処理を依頼することは、その弁護士と二人三脚でトラブルを解決することだ」というのが中野弁護士の考え方であり、依頼者に対しても、そのことに理解を求めている。また、中野弁護士は、違法な依頼でない限りは、「事件の内容いかんにかかわらず(要するに勝ち筋負け筋を問わずに)」、裁判などの依頼を引き受けている。違法を許さない姿勢は、経営者にとって必ずしも耳触りの良いアドバイスばかりではなく、耳の痛い場合もあるが、過去の出来事の延長にある現在を軌道修正し、紛争を解決すために必要なことであれば、依頼者にもそれを実践することを求める。なぜなら、中野弁護士は、そのことが、依頼者にとって最良の結果をもたらすと知っているからである。いずれにしても、会社にとって頼もしい救世主になることは間違いない。
※記事内容は2015年8月31日時点のもの
<INFORMATION>
なかのきみよし法律事務所
所長弁護士:中野 公義
所在地:福岡県大野城市東大利1-8-10
シティコートⅢ西鉄下大利駅前305号
TEL:092-980-1191
URL:http://www.lawyer-kimiyoshi-n.com/<プロフィール>
中野 公義(なかの きみよし)
弁護士(福岡県弁護士会所属)。1977年生まれ。東京工業大学(理学部応用物理学科)卒業。元労働基準監督官(福井労働局)、元厚生労働事務官。関連キーワード
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