2024年12月27日( 金 )

熊本再開発事業 スーパーゼネコン受注合戦~軍配は大成へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 熊本市の中心部、桜町地区で進んでいる大規模な再開発事業。スーパーゼネコンによる熾烈な受注合戦が繰り広げられていたのは既報の通りだが、大成建設に軍配が上がった。

 2月5日に更新された熊本桜町再開発(株)のホームページでは、「西工区の施工予定者選定については、優先候補の第2順位である大成建設(株)九州支店と協議を進めてまいりましたが、条件面での協議が整いましたので、その旨をご通知します」と発表されている。

 すでに東工区は1月8日に大成建設が施工予定者として発表されており、上記の西工区の発表で両工区において、大成建設が施工予定者となる見込みとなった。事業を行う熊本桜町再開発(株)によると、「金額や工期において、次順位の大成さんと折り合いが付きましたので、両工区とも大成さんが施工予定者となりました」とのこと。

 1工区、数百億円規模の工事となる、まさにビッグプロジェクト。昨夏から実施された公募型プロポーザルにおいては、技術提案とともにコストや工期の提案も行われ、評価点が算出されており、ここに来ての大逆転は異例と言えるだろう。

熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図 熊本桜町再開発(株)HPより

【東城 洋平】

▼関連リンク
・熊本桜町再開発(株)

建設情報サイトはこちら>>
建設情報サイトでは建設業界に関する情報を一括閲覧できるようにしております。

 

関連キーワード

関連記事