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米IMSヘルスがこのほど公表した調査結果から、2015年の医療用医薬品市場が10兆5,979億円(前年比6.2%増)と初めて10兆円を超えたことがわかった。売上トップの製品は、昨年発売されたジェノタイプ1型C型肝炎治療薬『ハーボニー』が1,176億円(薬価ベース)。ジェノタイプ2型の『ソバルディ』も1,118億円(同)と4位に入った。1,000億円以上の大型製品は、昨年の2製品から4製品に増加した。薬効別でみると、1位がん、2位糖尿病、3位喘息・COPD(慢性閉塞肺疾患)となった。
国別では、1位米国、2位日本、3位中国、4位ドイツ、5位フランス。17カ国の医薬品新興市場(※)も急激に伸びており、合計額は米国市場に迫る。
※中国、ブラジル、ロシア、インド、ベネズエラ、ポーランド、アルゼンチン、トルコ、メキシコ、ベトナム、南アフリカ、タイ、インドネシア、ルーマニア、エジプト、パキスタン、ウクライナ。
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