これからどうなる下関ゴルフ倶楽部
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一般社団法人下関ゴルフ倶楽部の第2期定時総会が、3月23日午前10時から、シーモールパレス(下関市)で開催された。福田浩一理事長など経営側の杜撰な運営に対して、会員の一部は「下関ゴルフ倶楽部を愛する会」(住興信世話人)を組織し、「社員代表訴訟」を起こしており、総会は裁判所から派遣された検査役が立ち会うという、異常な事態の中で進められたのだ。
その総会の議事内容を記した「第2期定時総会を終えて」が、4カ月後の7月14日になって会員のもとに届けられたというのだ。「第2期定時総会を終えて」を読んだ「愛する会」の住興信世話人が、その内容があまりにも当社社員を誹謗するような内容であったことから、その冊子を送ってきてくれたのだ。
今まで【データ・マックス特別取材班】は柳茂嘉社員を中心に、下関ゴルフ倶楽部側と愛する会側とで繰り広げられる「裁判」の取材を続けている。そのためなのだろうか。直接の名指しはないものの、『福岡の興信所の担当者が会員の委任状を持参し総会への出席を強要してきた』とあたかも自分たちが被害者のような書き方をしたり、取材の仕方に対してありもしない記述をしているのだ。ゴルフ場側の対応について、興世話人から同封された手紙は以下のようになっている。当社社員の対応については「記述した内容は全くデタラメであるばかりではなく、むしろ取材者に対する下関ゴルフ倶楽部側の対応はあまりにもひどかった」と、後日電話でも連絡を受けている。
難問山積の下関ゴルフ倶楽部
◆下関ゴルフ倶楽部はクラブハウスの建替えを進めており、9月末に完成予定となっている。契約書によると今日(29日)に中間金3,240万円(消費税込み)を清水建設に支払う予定になっているという。また完成時には追加工事金を含め10億円の支払いが発生するが、借り入れをしないと支払の目処はないといわれる。
山口銀行にとっても大きな問題となってきている。福田浩一理事長は山口銀行会長(兼山口FG会長)であり、下関ゴルフ倶楽部のメイン銀行は同行豊浦支店である。既報の「山口銀行豊浦支店長が自殺」の原因は闇の中だが、『下関ゴルフ倶楽部』の処理を巡って責任を負わされ、非業の死を遂げたのではないかとの見方が広がっている。【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】
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