理想の住まいづくりへの挑戦を続ける(前)
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(株)コーセーアールイー
福岡を彩るグランフォーレマンション
(株)コーセーアールイーは、1993年5月に初の自社物件「ラフォーレ箱崎」を発売。2005年1月に本社ビルを建設したのと同時に現在の社名へ変更し、自社物件を「グランフォーレ」シリーズに統一。06年に東京支店を開設し、本格的な関東進出を果たした。07年8月には福岡証券取引所へ上場。さらに、創業20周年の節目でもある12年4月には、大証JASDAQ市場(現・東証JASDAQ)への鞍替えを果たした。
諸藤敏一社長は創業20周年・JASDAQ上場祝賀会にて、次の節目となる創業30周年に向けた目標として「売上高100億円・東証一部上場」を掲げた決意を表明し、公共性を重視した健全な業界発展に寄与していくことを誓った。
諸藤社長は、(一社)九州住宅産業協会(以下、九住協)の理事長も兼務し、福岡のまちづくりを牽引。業界の発展への功績が認められ、14年には「平成26年春の黄綬褒章」を受章した。さらに、同社が計画・販売した「グランフォーレ大橋東」が(一社)全国住宅産業協会の「平成26年度優良団地表彰」を受賞。この表彰は、(一社)全国住宅産業協会の会員企業各社が応募した全国のマンションのなかから、安全性、利便性、快適性を指針として、居住環境が良好で高い居住水準を確保したマンションに対して贈られるもの。外観のデザインだけでなく、エントランス周辺の植栽、太陽光発電設備の採用が評価されたと言える。
新ランドマーク「レジア赤坂テラス」
同社は、立地や購買層に合わせた価格設定による顧客満足度を徹底的に追い求めることで、顧客のニーズに合致したマンション開発を実践してきた。そんな同社が満を持して挑むのが、(株)ランディックアソシエイツとの共同プロジェクト「レジア赤坂テラス」だ。
都心・海・港・橋、伝統・発展をキーワードに「発展を続ける街・福岡」の中心にふさわしいマンションになることが期待されるレジア赤坂テラスは、アメリカ最古の街区と言われるニューヨーク市ブルックリンの邸宅と街並みをイメージして計画され、シンメトリックを基調に窓を配列し、外壁はレンガ調タイルを採用。経年変化を考慮した外観となる。また、エントランスホールはニューヨークのシティホテルをイメージさせる高い吹き抜けが採用される。
レジア赤坂テラスが建つ「赤坂エリア」には、14年に大名小学校、簀子小学校、舞鶴小学校、舞鶴中学校を統合再編された福岡市立舞鶴小中学校が開校。小中一貫校として那の津通りに面した校舎も新設された。舞鶴小中学校は、将来の福岡・日本を担う人材を育成するため、充実した教育設備が整えられた福岡市中央区唯一の公立小中一貫校だ。
赤坂エリアでは数多くのマンションが開発され、各社の販売合戦が続いている。建築費高騰が続くなかで、販売価格の平準化はマンションデベロッパーの至上命題でもあるが、レジア赤坂テラスは開発時期など仕入れに係るコストを綿密に調整した結果、適正価格を設定することに成功。競合ひしめくなかでも好調な販売推移を見せている(16年4月中旬時点)。
(つづく)
<COMPANY INFORMATION>
代 表:諸藤 敏一
所在地:福岡市中央区赤坂1-15-30
設 立:1990年12月
資本金:3億3,800万円
TEL:092-722-6677
URL:http://www.kose-re.jp
関連会社:(株)コーセーアセットプラン、(株)アールメンテナンス<プロフィール>
諸藤 敏一
1955年6月、福岡市生まれ。九州共立大学経済学部卒業。大手マンション会社勤務後、(株)すまい取締役を経て92年9月、(株)コーセー(現コーセーアールイー)を設立、代表取締役に就任した。(一社)九州住宅産業協会の理事長も兼務し、14年には「春の黄綬褒章」を受章した。趣味はゴルフとマリンスポーツ。法人名
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