2024年12月23日( 月 )

【2017衆院選・福岡】歴史観について小池代表と「完全に一致」~希望・中山成彬氏が明言

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中山 成彬 氏

 希望の党・九州ブロック比例代表候補の中山成彬氏が、福岡市の博多駅前で同党福岡1区・石井ひでとし候補の応援演説を行った。そのなかで中山氏は、北朝鮮のミサイル問題について自民党の対応を批判。「先制攻撃と、核シェアで対抗する」と述べた。

 また、演説後に取材に応じた中山氏は南京大虐殺と従軍慰安婦問題について、小池代表と「(認識が)完全に一致している」とした。中山氏はこれまで、南京大虐殺は「なかった」と明言しており、従軍慰安婦についても日本政府の責任を認めていない。さらに、憲法改正問題については、自民党の「(9条に自衛隊の存在を明記する)3項加憲」案に対して、「(憲法)前文を含めた大幅な改正が必要。(戦力の不保持を定めた)2項を削除する」とした。

 演説会にはマスコミ数社が訪れたものの、博多駅前のにぎやかさとは対照的に立ち止まって演説に耳を傾ける者はほとんどいなかった。民進党福岡県連は、希望の党の公認を受けた元民進党議員に対してのみ支援することを決めており、連合など大きな支持基盤を持たないまま選挙戦に突入した準備不足を露呈したかたちだ。

【総選挙取材班】

 

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