国土交通省は、訪日外国人観光客が荷物を持ち運ぶ不便を解消するため、空港・駅・商業施設等で荷物を一時的に預かり、外国人観光客が立ち寄る空港・駅・宿泊先などへ配送する「手ぶら観光」のためのネットワーク形成に向け、補助制度をスタートさせる。同省は、平成28年度までに、手ぶら観光カウンター数80箇所(平成27年度末比倍増)を目指すとしている。概要は以下の通り。
公募期間:2016年6月20日(月)~7月20日(水)午後5時必着
補助対象事業者:民間事業者及び地方公共団体等で、国土交通省が*「手ぶら観光共通ロゴマーク」提出の認定をした、または認定する見込みがある者
*「手ぶら観光共通ロゴマーク」:訪日外国人旅行者が利用しやすい手荷物の配送または一時預かりサービスの提供・配送日数・料金体系・対応可能言語・補償制度等に係る条件を満たす業者に提供。
同制度により、手ぶら観光カウンター(訪日外国人観光客向け)の設置にかかる費用の3分の1が補助される。現在、福岡市での設置数はわずかに3カ所(内訳:JR博多駅2、天神1)。ちなみに、全国で最も設置数が多いのは東京都で20カ所。アジアからの観光客を中心に賑わう福岡エリアでも、今回の補助制度をきっかけに、手ぶら観光カウンターの増設、ならびに来福外国人観光客の満足度向上が進むことが期待される。
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