最近よく目にする設計事務所、梓設計

　（株）梓設計（本社：東京都品川区、杉谷文彦代表）。同社がデザイン・設計を手がけた建築物は、全国各地に存在する。九州にある代表的なものでは、佐賀大学美術館、久留米市みづま総合体育館などが挙げられる。そんな同社の名前を、ここ１カ月近く、よく目にしている。

　兵庫県伊丹市で進行中の「公立学校共済組合近畿中央病院再開発整備事業基本計画・基本設計業務」。公募プロポーザルの結果、梓設計・総合設備コンサルタントJVが最優秀者として特定された。また、福岡県行橋市で進む「行橋警察署庁舎新築設計業務」。こちらも、公募プロポーザルの結果、梓設計・アスク設計・衛生都市計画設計JVが選定された。さらに、大分県宇佐市で進む「宇佐市新庁舎建設基本設計・実施設計業務」の事業者選定において、７月11日、一次審査の結果が公表されたのだが、そこにも梓設計（九州支社）の名前が挙がっていた。

　単独・JVともに、その実力を示し続ける梓設計。同社ホームページ上では、社名に込められた想いを知ることができる。かつて、中国で百木の王とも呼ばれた「梓」の木。その特性は、堅くて強靭、弾力があること。同社は、そんな梓の木のように、力強くしなやかで、たくましく時代を生き抜き、人々に愛される組織になりたいと目標を掲げている。同社が残してきたこれまでの実績を見ると、その目標はなかば達成されているようにも思えてくる。

＜COMPANY INFORMATION＞
（株）梓設計
代　表：杉谷　文彦
所在地：東京都品川区東品川２-１-11
創　立：1946年10月
資本金：6,000万円

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