2024年11月22日( 金 )

世界大会を経て感じた都市プロデュースと情報発信の重要性

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福岡博多ライオンズクラブ(337-A地区4R・3Z) 別府 壽信 氏

福岡の魅力をもっと世界に

別府 壽信 氏<

別府 壽信 氏

 2016年6月24日から28日までの5日間、福岡市で「第99回ライオンズクラブ国際大会」が開催された。大会ホストとして、世界のライオンズメンバーを迎えたのは、ライオンズクラブ337複合地区(九州・沖縄)。福岡博多ライオンズクラブに所属する別府氏も、当日は舞台裏から大会のスムーズな進行を支援した。
 同氏は06~07年にわたり同クラブの幹事として、11~12年にかけては会長として、夏季・冬季街頭献血運動などの地域社会への奉仕活動に尽力した。現在もキャビネット役員として、同クラブで精力的に社会奉仕活動に参加している。ライオンとして多くの経験と実績を持つ同氏。そんな同氏は、地元開催となった今回の世界大会をどう見たのか――。率直な感想をうかがった。

 「まずは、無事に世界大会を終えることができて、良かったと思っています。ただ、今回の世界大会を通じて、福岡という都市の魅了を、はるばる海外から来ていただいた方々はどのように感じられたのでしょう。インターナショナルパレードには1万2,000人のライオンが参加し、市民にライオンズの活動、各国の特色などをアピール出来たと思います。食事面でも、美味しいものが多い福岡ですから、屋台など博多の味を、ご満足いただけたのではないかと思います。しかし、それ以外で福岡という街を強く印象づけられたかと問われると、どうなのでしょうか。景観を楽しめる緑豊かなグリーンシティへの視点、観光とショッピングを、同時に楽しめる回遊性の向上が、福岡には求められるのではないでしょうか」(別府氏)。

活気あるライオンズクラブを

 同氏は、糸島ライオンズクラブの定例会を訪問したときのことを、次のように話す。

 「会場に入るなり、ものすごい熱気を感じました。糸島ライオンズクラブでは、現在70名を超える会員を擁しており、定例会への出席率は毎回90%以上にのぼるそうです。定例会では、皆さん真剣に報告内容を聴き、各項目の1つひとつを細かくチェックされていました。日々の奉仕活動に対する振り返りや、これからの活動方針への真摯な姿勢には、大変驚かされました」(別府氏)。
 WE SERVE(我々は奉仕する)をモットーとし、活動を続けるライオンズクラブ。社会奉仕活動の輪を途切れさせないためにも、クラブ間の交流を促進し、互いに刺激を受け合うことは重要だ。同氏はとくに、次世代を担う若い人財たちにこそ、積極的なチャレンジが必要であると語る。同氏の眼差しは、世界大会で中心的な役割を果たした九州・沖縄のライオン――とくに若いライオンたちへと注がれている。

<COMPANY INFORMATION>
(株)別府梢風園
代 表:別府 壽信
所在地:福岡市東区青葉1-6-53
設 立:1976年6月
資本金:8,500万円
TEL:092-691-0678
URL:http://www.shoufuen.co.jp/

 

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