豊富な実務経験が裏付ける。プラスの価値を生み出す提案力(後)
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明倫国際法律事務所
プラスの価値を生み出す提案力
事業活動そのものについてのアドバイスとなればビジネスコンサルと混同されがちだが、究極的な違いはリスク管理にある。「類似品が出た後に裁判を起こす、その前準備として特許を取得する、というのも一つの手段ですが、それは時間的・経済的に合理的なアドバイスではないと考えます。私たちは真似されない、あるいは真似されたとしても影響のないビジネスモデルの提案をします」と田中弁護士。知的財産権の取得だけでなく、営業秘密の活用や知的財産権を活かした交渉による競争優位性の確保に至るまでを踏まえて事業をリスクから守る。実際にビジネスの現場で問題になることを解決していくために、同事務所の弁護士はそうした視点を意識的に身につけることが求められている。さらに、国内外にわたるビジネス関係の取扱件数の多さから、様々な事案、事例を蓄積していくことによって発生しがちな問題を類型化し、事前に打つべき策を提案できる。
ではなぜそこまでのサービスが提供できるのか。それはまず田中弁護士自身が「通常の弁護士業務において、契約書の作成、あるいは裁判など目の前の事案を単に解決するだけで終わらないようにしよう」と心がけてきたからに他ならない。受身な姿勢ではなく、受けた相談に対して周辺情報、業界の状況や製品の仕組みに至るまで徹底して調べる。そうすることで、単にトラブルを解決するだけではなく、「より良い方法」を提案することも可能になり、また、相談を受けている案件以外に潜んでいるリスクも見えてくる。裁判であれば、一見訴訟自体に関係ないものであっても調べることで、紛争で勝つ方法が見えてくることもある。
明倫国際法律事務所では原則として、弁護士が3人1組で取り組むチーム制がとられている。若手弁護士はチームとして動くなかで、先輩弁護士の動きを横で見て、フィードバックを受けながら実務経験を積んでいく。様々な実務や現場の実体験で得られた知見や経験は共有され、そのサイクルの中でレベルアップしていく。フットワークの軽さも強みだ。
「裁判で勝訴する、それはもちろん重要ですがマイナスをゼロに戻すことに他になりません。私たちはプラスの価値を生み出せ、クライアントの心に響き、期待以上の価値と感動を提供できるような、積極的な提案をしていきたい」と田中弁護士は語る。そうした提案を受けたクライアントの口コミや紹介で、新たなクライアントにつながる好循環が生まれていく。「いま困っていることの解決だけではなく、プラスアルファの提案を行い新しいことに共に取り組んでいく。実社会で価値を生み出していけるように、より高いレベルのサービスを提供していきたいと思っています」。リスク回避、そして安定してビジネスを行うことのできるスキームの提案。豊富な実経験に裏打ちされた提案力こそが、同事務所の強みであり魅力なのだ。
(了)
<COMPANY INFORMATION>
代 表:田中 雅敏
所在地:福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル7F
開 業:2010年1月
TEL:092-736-1550
URL:http://www.meilin-law.jp<プロフィール>
田中 雅敏
慶應義塾大学卒。1999年、弁護士登録。2001年、弁理士登録。認定経営革新等支援機関。企業法務や企業経営に関する幅広い知識と経験で、企業・事業に関する法律と経営の両面から、企業への総合的サービスを提供する。関連キーワード
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