2024年12月22日( 日 )

鳩山二郎氏の政治資金疑惑 福岡地検が告発状受理

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 前大川市長の鳩山二郎氏が、政治資金管理団体の収支報告書に虚偽の記載を行った疑いがあるとした刑事告発が、福岡地検に受理されていたことがわかった。告発人は福岡市在住の会社役員男性。

 告発人の代理人弁護士によると、鳩山氏は、2013年6月の大川市長選挙の際、会計責任者と共謀し、自身の政治資金管理団体「はとやま二郎後援会」に活動実態があったにもかかわらず、同年の資金収支報告書に収支をゼロと記載。印刷物や看板の作成など明白になっている後援会活動の支出を隠し、同時に一連の支出に見合う収入も記載せず虚偽の報告をしたため、悪質と見て9月21日付で告発に至った。福岡地検は10月3日、この告発を受理したという。

 鳩山氏は今年9月に大川市長を任期途中で退任し、10月23日に投開票が行われた衆議院福岡6区の補欠選挙に立候補。10万6,531票を獲得して初当選した。

【山下 康太】

 

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