九州地銀の17年３月期（第３四半期）決算の発表日程について

　九州地銀18行（FG・FH）の17年３月期（第３四半期）の決算発表の日程は以下の通りとなっている。今年も一番早かったのは昨年同様、佐賀銀行で２月２日だった。今年のピークは６日（月）で、西日本FH（西日本銀行・長崎銀行）、筑邦銀行、南日本銀行、そして北九州銀行を傘下に持つ山口FGの４グループ。次が７日（火）でふくおかFG（福岡銀行・熊本銀行・親和銀行）、十八銀行、福岡中央銀行の３グループ。目に付くのは昨年は３日だったふくおかFGが、土日を挟むこともあるが４日遅れの７日になったのは、経営統合の予定が遅れている十八銀行に配慮しているように見える。また十八銀行も昨年８日だったが１日早めているのが分かる。

　昨年一番遅かったのは豊和銀行と宮崎銀行が共に10日だったが、今年は大分銀行がラストで13日（月）となっている。はたして各行どのような決算発表となるのだろうか。３日は各行の株価は大きく上昇しているが、さらに高値をつけるかどうかは来週の決算内容次第といえそうだ。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎　裕治】