2024年11月25日( 月 )

手作りソーセージとドイツビールで乾杯 ~ドイツ料理店「シュタットマインツ」

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オーナーシェフの志田尾友晴さん

オーナーシェフの志田尾友晴さん

 ドイツ人のソウルフードと言えるソーセージは、地域によって製法や形が異なり、ドイツ国内だけで1,500以上のバリエーションを持つ。福岡市中央区に本格的なドイツ料理とソーセージを楽しめるお店「シュタットマインツ」がある。オーナーシェフの志田尾友晴さんが、ドイツ南部の古都・ヴェルツブルクの有名なレストラン「Zur Stadt Mainz(シュタットマインツ)」で修業後、のれん分けしてもらい、2015年4月にオープンした。

 同店のソーセージは、肉と塩と香辛料のみで手作りされたもの。肉を洗浄して塩漬けし、専用の機械でミンチしたあと、温度が上がらないよう丁寧にこね、羊腸や豚腸に詰めていくという本場ドイツと同じ工程で作られる。ソーセージの豚肉は、福岡県糸島市で抗生物質や遺伝子組み換え飼料を使用せず健全に飼育された「伊都の豚」を使用。旨みがギュッと詰まったジューシーで噛みごたえのある美味しいソーセージを堪能できる。

zurstadtmainz 同店では、ソーセージのほかに「伊都の豚」を使った肉料理をメインとした、ドイツの伝統料理を提供。食材はすべて厳選しており、豚肉の他にも、自然飼育の親鳥が産んだ大分県産の卵「蘭王」、高冷地で栽培された宮崎県産の無農薬野菜などを用い、デザートまですべて手作りしている。ドイツビールも種類豊富に取り揃えられ、本格ドイツ料理と一緒に楽しめる。

 基本的にドイツ料理は、素材の味を楽しむためシンプルな味付けで仕上げているものが多いが、同店では日本人の舌に合うようさりげなくアレンジしてある。例えば、付け合わせの「ザウアークラウト(キャベツの酢漬)」だが、本場より酸味がマイルドで食べやすい。
 ドイツ料理が初めての人でも満足できる本格的なドイツ料理を、ぜひ味わってほしい。

■シュタットマインツ
営業時間:午前11時~午後3時(L.O.午後2時)、午後6時~午後11時(L.O.午後10時)
定休日:日曜日
所在地:福岡市中央区薬院伊福町11-1 KAZビル2F
TEL:092-521-5011

 

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