2024年11月22日( 金 )

大名小学校跡にスタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」開業

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 福岡市中央区の旧大名小学校の校舎を活用した、官民協働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」が12日に開業した。

 12日に行われたオープニングセレモニーでは、福岡市の高島宗一郎市長が登壇。「たくさんの人が集まり、化学反応を起こすことができるさまざまな仕掛けが、この校舎いっぱいに詰まっています。これからみんなで新しい時代を、そしてチャレンジが尊敬される、評価されるようなまちを一緒につくっていきましょう」と語った。

 「FUKUOKA growth next」は、グローバル創業都市として勢いづく福岡に、新たなスタートアップのプラットフォームとして誕生したもの。“将来のユニコーンを生み出す”ことをミッションに掲げ、スタートアップ企業や第二創業への支援を通じて、雇用創出や地域経済の発展に貢献。独自の支援システムによって、企業が「新たな価値を生み出すこと」「グローバルマーケットへチャレンジすること」を支援していく。
 施設内には教室を改装した42の個室のほか、コワーキング・シェアスペース、DIYスタジオ、カフェ、バーなどが設置。1階フロアにはこれまで天神のTSUTAYA内にあった「STARTUP CAFE」の機能も移転される。運営は、福岡市のほか福岡地所(株)、さくらインターネット(株)、(株)アパマンショップホールディングスの計4者の官民共同で担い、人材の紹介や研修などでの支援を行っていく。

 なお「FUKUOKA growth next」は、旧大名小学校跡地の再開発事業が始まる前の来年9月までの期間限定での運営となっている。

オープニングセレモニーでのテープカット

(株)グッデイが運営するDIYスタジオ
「GOODAY FAB」

福岡のスペシャルティコーヒー専門店
「ハニー珈琲」も入居

福岡市の創業支援拠点「STARTUP CAFE」も入居

 

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