日経平均株価~ついに2万円割れ
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今日7月6日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、先月19日から2万円台を維持していたが、14日振りに前日比▲87円57銭の1万9,994円6銭で取引を終えた。
午後2時10分、福岡管区気象台および大分地方気象台は、福岡県、大分県両県に発表されていた「大雨特別警報」をすべて解除し、大雨警報に切り替えた。しかし、豪雨被害の拡大で投資家心理が冷え込んだことや、北朝鮮のミサイル発射による地政学リスクや東京都議選における自民党の大敗北により、国内政治の不透明感から買いを見送る投資家が多く、持ち高調整の売りが出たと見られている。
その影響を受けて九州地銀の株価も高安まちまちの展開となった。【別表2】を見ていただきたい。
この表から見えるもの大きく株価を下げたのは大分銀行で前日比▲5円の424円。観光地を多く抱える大分県にとっては久大線の不通など、交通網の整備に時間がかかることが予想され、先行きの不透明感が下げとなったと見られている。また十八銀行はふくおかFGとの経営統合が再延期となったことが嫌気されたのか、7月に入り、4日連続の下げが続いており、今日の終値は前日比▲2円の311円だった。
一方値を大きく上げたのは西日本FHで前日比+9円の1,209円だった。豪雨被害が明らかになると、今後の株価に大きく影響することも予想される状況となっている。【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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