総務省の不親切
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安倍内閣の支持率が下がった。7月9日発表の朝日新聞世論調査では支持率33%、不支持47%という結果が出たようだ。一時は支持率50%を超え、「安倍一強」と言われていた安倍政権だが、有権者の心離れが数字の揺らぎに顕著に表れているようだ。
さて、支持率50%から33%。この17%の差には一体どれだけの国民の心が動かされているのか気になり、総務省に問い合わせた。「直近の国政選挙における有権者の数はどれぐらいですか。できれば男女別で知りたい」と。これに対して総務省の答えは一言「総務省ホームページ内で県別の統計を出しておりますので、そちらでご確認ください」。不親切極まりない回答のうえ、何ならそのままぴしゃりと電話を切ってしまいそうな投げやりな態度だった。
大学を卒業して3年。恥ずかしながら政治に興味をもったのは最近のことだ。総務省のHPの見方など知る由もなく、「その統計はどこで見れますか」と再度確認してようやく統計を見ることができた。ちなみに統計に行きつくまでにはサイトのトップから何ページも経由せねばならず、初見で見つけることは難しい。ところで、電話口の人間はネット環境があることを前提で回答してきたが、ネット環境のない、または不慣れな国民が電話をかけてきた場合も同じ返答をするのだろうか…。おそらくその場合は口頭で答えるのだろうが、ならば最初からどの国民にも親切に伝えるという意識をもってほしいものだ。
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