2024年11月20日( 水 )

イオン違い? 長崎造船所幸町工場跡地活用

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地元紙が誤報?

長崎造船所幸町工場

 三菱重工業が公募を行っている、長崎造船所幸町工場(長崎市幸町)の跡地活用策について、イオン九州(株)は、地元紙が8日に報じた同社の参加を否定した。同社広報によると、この公募に対し参加申し込みを行った事実はないという。

 跡地活用策で注目を集めている幸町工場の敷地は約7ヘクタール。もともと中心部に平地の少ない長崎市では、稀少価値のある土地といえる。JR長崎駅にも近く、移転する長崎県庁や長崎市が建設するコンベンション施設などをはじめ、再開発が注目される長崎駅周辺エリアとの相乗効果も期待される。地元関係者では、6月から「イオン進出」の情報が流れており、「イオン違いなのでは?」(市内卸売業者)という声も。イオングループには、長崎市に隣接する長与町でスーパーマーケット「イオンタウン長与」を今年5月27日にオープンしたイオンタウン(株)もある。

 なお、公募は、参加申し込みを6月16日に終了。事業計画書などの提案書を7月25日から31日までに受け付けるスケジュールとなっている。

【山下 康太】

 

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