厚生労働省は28日、2017年6月分の一般職業紹介状況を発表した。
これによると、有効求人倍率は1.51倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇した。また正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.01倍となり、04年11月の集計開始以来初めて1倍を上回った。
ここしばらくの有効求人倍率上昇については「非正規雇用の求人が増えただけだ」という厳しい論評が多かったが、ここにきて正社員の求人増も現実のものとなった。就業地別では、最高は福井県の2.12倍、最低は北海道の1.13倍となっている。
九州・沖縄各県の有効求人倍率は以下の通り。
福岡県 1.36倍
佐賀県 1.13倍
長崎県 1.10倍
熊本県 1.48倍
大分県 1.34倍
宮崎県 1.30倍
鹿児島県 1.12倍
沖縄県 1.11倍
【深水 央】
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