2024年12月24日( 火 )

14日の日経平均株価~二万円の壁を前に足踏み

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 14日の日経平均株価は9月11日から13日までのわずか3日間で600円近く上昇したことから、市場は警戒感から調整ムードとなり、結局終値は前日比▲42円30銭の1万9,807円44銭で取引を終えた。なおドル円相場は110円47銭(15:10分現在)と円安傾向となっている。
 一方13日のダウ平均株価は、【別表3】の通り、終値としては三日連続して高値を更新しており、フロリダ半島を襲ったハリケーン「イルマ」の影響も米国経済には大きな影響はなかったようだ。
 また15日の前場は、小幅な値動きを繰り返した。
 日経平均株価の流れを受けて九州地銀の株価は高安まちまちとなった。【別表2】を見ていただきたい。

この表から見えるもの

・前日より値を上げたのは九州地銀8行(FG・FH)のうち3行。大分銀行は前日比+7円の439円。次が北九州銀行を傘下に持つ山口FGと九州FGがともに前日比+4円で、それぞれ1,240円と634円だった。

・値を下げたのは十八銀行で前日比▲2円で257円。続けてふくおかFG・宮崎銀行・佐賀銀行の3行が▲1円で、それぞれ479円、375円、261円だった。前日比±0は西日本シティ銀行で1,125円だった。

・九州地銀の株価の推移を見ていくと、経営統合が無期延期となったふくおかFGと十八銀行ではあるが、その後遺症は十八銀行の方が大きいようだ。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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