宮崎と神戸を結ぶ海の便は、官民合同出資で存続することになる。
宮崎―神戸間のカーフェリーを運航する(株)宮崎カーフェリー(所在地:宮崎市港、黒木政典代表)は、政府系ファンド(株)地域経済活性化支援機構(所在地:東京都千代田区、今井信義代表)と自治体、地元金融機関などが出資する新会社に事業を譲渡すると発表した。同航路に就航しているフェリー2隻を所有する宮崎船舶(有)(所在地:宮崎市港、黒木政典代表)も、新会社にフェリーを売却する。
老朽化したフェリーを代替するための新船建造(リプレイス)のための資金調達が困難だったための措置。これによって、宮崎県産の農水産物の輸送ルートとして重要な役割を果たしていた宮崎―神戸航路は存続する。地域経済活性化支援機構は、1億円の出資と経営人材の派遣を予定している。
【深水 央】
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