2024年11月25日( 月 )

気温別人気旅行先ランキング、福岡は「寒い旅先」7位にランクイン

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 冬の旅行先を選ぶとき、「寒さを避けて暖かいところへ!」と考えるか、「冬らしく寒いところへ!」と考えるかは、人によってさまざまだろう。旅行検索エンジンKAYAKは、「寒い旅先(平均気温10℃以下)ベスト10」「暖かい旅先(平均気温25℃以上)ベスト10」を発表した。これは同サイトを利用する日本人旅行者の間で調査を行い、人気の目的地を順位化したもの。

 まずは「寒い旅先」。厳しい寒さのイメージが強い、韓国・ソウルがトップ。2位札幌も、冬は雪祭りやウインタースポーツの拠点として納得のチョイスだ。3位から5位は欧米の主要都市が並ぶ。それぞれ高緯度帯にあるため、実はかなり寒い……というのは訪れた人ならご存知のところ。そして7位に登場するのが福岡。東京の人からは「福岡は九州だし、寒くないんでしょう」などといわれることもあるが、実際は玄海灘から吹き込む冷たい風が身に染みる、厳しい冬の土地柄だ。
 しかし、その寒さこそがおいしい食材を育んでいる。福岡の冬の味覚といえば、ブリ、クエ(アラ)、イカ、そしてカキ。海の恵みは冬場にその最盛期を迎える。もちろん、水炊きやもつ鍋など鍋物も、寒い冬だからこそおいしさは倍増。一年中おいしいものが楽しめる福岡だが、冬はまた格別といえるだろう。

 「暖かい旅先」のほうは、年中いつでも暖かい「常夏の観光地」が選ばれている。なかでも注目は、ハノイ、ホーチミン、ダナンとベトナムの観光地が3カ所も含まれているところ。海外旅行の新たなトレンドとなるのだろうか。

【深水 央】

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