また川内火力2号機運転停止~ボイラー蒸気漏洩の疑い
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九州電力川内火力発電所2号機が21日、運転を停止した。出力50万kWで発電中、ボイラーに送る水の量が増えたことから、蒸気漏洩の疑いが生じたため。九電は現在、2号機のボイラーは冷却が行われており、冷却完了後、原因の特定に入るとしている。同社の広報担当によると、過去の事例では運転再開までに早くて1週間弱、長くて3カ月の時間がかかるとしている。なお、電力の安定供給には問題ない。
川内火力発電所2号機は2017年11月23日にも運転を停止している。天井管と呼ばれる管が燃焼ガスに含まれる灰と雨水の侵入により腐食、管が破孔し、蒸気が漏洩したことが原因。九電は天井管13本を交換するなどし、その後、管に燃焼灰と雨水が付着していないことを確認していた。今回の停止との関連性は現段階では不明。
【柳 茂嘉】
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