大名小の跡地開発、積水ハウス・西鉄らのグループに決定、リッツカールトン誘致へ
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福岡市は、旧大名小学校跡地の優先交渉権者を積水ハウス(株)、西日本鉄道(株)(以下、西鉄)らのグループに決定した。市は昨年10月から公募を行っていたが、提案書の提出があった3グループから積水ハウス、西鉄らのグループを選んだ。契約の締結は9月頃が予定されている。
公募に参加したのは積水ハウスを代表とするグループ、JR九州を代表とするグループ、福岡地所を代表とするグループの3グループ。積水ハウスらは、グローバル創業都市の新たな拠点「ガーデンスクエア」を基本方針とし、ホテル、3,000m2の広場、公民館や多目的ギャラリーなどの公共施設、オフィス、コワーキングスペースなどを擁する複合施設を提案していた。注目されたホテルは、THE RITS‐CARLTON(ザリッツカールトン)に決定した。提案書によれば、全体開業は22年12月頃でホテルの客室は147、すべて50m2以上となる。
旧大名小学校跡地は、昨年7月に規制緩和により約115mにまで高さ制限が緩和されたほか、昨年8月には隣接するオンワード樫山福岡支店の土地建物を西鉄が取得し、動向が注目されていた。
▼イメージパース(資料:福岡市)▼
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【永上 隼人】
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