2024年12月04日( 水 )

まちかど風景・中央区~西中洲のマンションとホテル

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 福岡市中央区西中洲。福岡市屈指の賑わいを誇り、天神の「奥座敷」としてブランド化が図られている同エリアでは、石畳の通りが整備されているほか、清潔感に溢れ、足を運びやすい外観の飲食店が目立つ。
 そんな西中洲エリアで、新たにマンションとホテルが建設予定だ。

 計画されているマンションは、「(仮称)シティビル西中洲プロジェクト」。建設予定地は、福岡市中央区西中洲12にある飲食店、「博多やさい巻き串炉ばた 虎乃家」側。
 建築物の概要は、RC造の地上13階建てで、延面積4,917.43m2のワンルームタイプ104戸、ワンルーム外2戸の全106戸。建築主は(同)CBホールディングス、設計者は(株)三菱地所設計九州支店で、2018年6月頃着工予定となっている。

(仮称)シティビル西中洲プロジェクト建設予定地

 同じく、福岡市中央区西中洲12(株)西中洲樋口建設隣接地ではホテルの建設工事が進んでいる。計画されているのは「ホテルグランドルチェ博多」。

ホテルグランドルチェ博多建設現場

 建築物の概要は、S造10階建てで、延面積2,308.23m2の客室数89室。建築主は(株)たかた、設計者は(株)アトリエ・ツイン一級建築士事務所。同ホテルにはレストランが入るほか、屋上スペースを開放し、飲食を楽しめるようにする計画もある。

 両物件ともに、福岡市地下鉄空港線「天神駅」まで徒歩5分程度であり、西日本最大級の歓楽街中洲までも歩いてすぐと好立地。くわえて、天神中央公園が近く、春になれば桜並木を堪能することができる。周辺景観との調和がどうなされるのかを含め、注目の物件といえる。

外に出ず、部屋から花見も可能だ

【代 源太朗】

 

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