北九州市海外水ビジネス推進協議会　定例総会を開催

　北九州市海外水ビジネス推進協議会（富増健次会長、（株）北九州ウォーターサービス社長）は22日、関係者ら約140名が出席するなか、9回目となる定例総会を北九州市内のホテルで開催した。

　富増会長は「我々の情報やネットワークを大いに活用し、新たなビジネスに挑み、大きな成果を上げてほしい」と挨拶。北橋健治北九州市長は「銀シャリを腹いっぱい食べようとしても、思うようにいかない面もある。今はうまいおかゆだと思って、早く銀シャリにという思いで頑張っていきたい」などと述べ、同市関連ビジネスの収益向上に意欲を見せた。

　席上、2017年度事業報告・決算、18年度事業計画・予算案などについて承認。今年度は、日本カンボジア上下水道セミナーを開催するほか、9月のIWA世界会議（東京）、11月のVietWater（ホーチミン）に出展する。

　また、経済産業省国際プラント・インフラシステム・水ビジネス推進室の後藤由利係長による水ビジネスの海外展開に関する動向分析などについての講演もあった。

【大石　恭正】