誰に決まるか福岡商工会議所新会頭

　福岡商工会議所の現会頭・礒山誠二氏が異例の『投げだし辞任』を表明して関係者を唖然とさせた。「名前と違い誠意がある行為ではない」と批判の声が高まっている。
　本日（6日）、新副会頭選出のための会議が緊急に行われ、そこで実質的な新会頭が選ばれる見込みだ。
　大枠では現副会頭のなかから選ぶことになっている。現副会頭は4名。年齢順に（株）アキラ水産社長・安部泰宏氏、福岡地所（株）副会長・榎本重孝氏、（株）ふくや会長・川原正孝氏、（株）九電工会長・藤永憲一氏である。本命は藤永氏と見られているが、昨日（5日）に記者が本人を直撃したところ、「いや私は経験不足だ」と否定している。

　ここに至って西日本シティ銀行OBたちから批判の声が上がってきた。礒山氏への批判ではなく同情の声だ。
　「礒山さんの会頭2期を久保田会長は認めてくれたら良いのに。銀行にしたら会頭職が西日本シティ銀行であればメリットが大きいのに」という意見だ。要は「久保田会長は度量が狭い」ということである。