イオン九州(株)が、5月18日の取締役会で佐賀県三養基郡上峰町のイオン上峰店を来年2月末に閉店することを決定したことは既報の通り。閉店を受け、武広勇平町長は11日、跡地を取得する意向を表明した。
土地および建物を所有するイオン九州に協議の打診をしており、今秋をめどに活用策をまとめたいとしている。
武広町長は、6月定例議会の一般質問で取得意向を表明し、「佐賀と鳥栖、久留米の分岐点にあり、交流機能、交通機能の拠点となる場所」と好立地であることを説明。近隣住民の声を踏まえ「閉店は町に大きな影響を与える。スピード感をもって行動したい」と交渉を急ぐ考えを示した。
店舗は国道34号線と県道北茂安三田川線の分岐点に位置し、町の中心街地活性化の中核施設として考えられている。
町は、一般会計補正予算案に中心街地再開発計画を策定する業務委託料1,500万円を計上している。本議会で予算案が可決された場合、7月には業者を選定し、中心街地再開発計画の今秋までの策定を急ぐとしている。
【内山 義之】
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