アビスパ福岡、高取焼マグカップで東峰村支援
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大きな被害を出した九州北部豪雨から1年。今も被災地には被害の爪痕が残っている。アビスパは昨年もホームゲームや新天町商店街での募金、朝倉市の子どもたちとの交流などの復興支援を行ってきた。「1年だけではなく、継続した支援を」という思いから、今年もアビスパは選手会が中心となり支援活動を行っている。
18日の練習終了後、選手たちはおそるおそる焼成前の土の器を前に、慣れない筆を手にした。オリジナルの陶製マグカップをつくり、売上金でサッカー用品などを購入し、東峰村に届ける予定だ。東峰村は焼き物の里として広く知られ、毎年春と秋に行われる「民陶むら祭」には県内外から多くの人が訪れる。今回のチャリティには、「高取焼 鬼丸雪山窯元」が協力。選手25人がマグカップ約200個の絵入れに挑戦した。
「(出身地の)鳴門の渦潮をモチーフに」と青ベースの彩色を施したDF實藤友紀、ピッチ上同様の真剣さと集中力で取り組んだFW城後寿、プレースタイルそのままにテクニカルで素早い腕前を披露したFW石津大介らが次々に絵入れに取り組んだが、やはり注目は“画伯”の称号をほしいままにするFW森本貴幸。突破力・破壊力バツグンの出来映えにぜひご期待いただきたい。
この日、アビスパ選手によって絵付けされたマグカップは、8月11日(土・祝)の水戸ホーリーホック戦で販売される(1個4,000円)。また、この日の試合には、東峰村立の小中一貫校「東峰学園」の子どもたちが招待される予定。
アビスパ選手たちの手による世界に1つしかないマグカップをゲットして、被災地支援に一役買おう!【深水 央】
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