2024年11月29日( 金 )

蔡 冠深(ジョナサン・チョイ)氏の祝賀会開催~九州経済フォーラム

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 九州経済フォーラム(石原進会長)は7月19日(木)、ヒルトン福岡シーホークで「蔡冠深(ジョナサン・チョイ) 氏 中国人民政治協商会議 常務委員/広東・香港・マカオ大湾区 主席 御就任祝賀会」を開催した。経済界や政界などから約400人が集まり、チョイ氏を祝った。

 同氏は、香港を拠点とする新華集団の会長を始めアジア太平洋経済協力機構(APEC)の中国代表、一帯一路工商協会(BRICA)共同代表、香港-日本経済委員会元会長、香港-ベトナム商工会議所初代会長など多くの公職を務めるなど国際関係にも熱心に活動している。日本、九州との関係も深い。

 今回は、同氏の中国人民政治協商会議常務委員、広東・香港・マカオ大湾区主席就任を祝うとともに、九州経済フォーラム名誉顧問推戴式も行った。
祝賀会と推戴式の後には、「九州に新たな展開と商機をもたらす広東-香港-マカオ大湾区とは」と題してチョイ氏による基調講演を開催した。広東・香港・マカオの経済協力を強化する巨大ベイエリアの戦略と、そのなかでの香港の位置づけ、日本、九州企業との関わりとロボットや介護、食品、環境など連携の可能性が期待される分野などについても言及した。

 その後、統合型観光IRリゾートセミナーを開催。統合型リゾートについて、東洋大学国際観光学部国際観光学科准教授の佐々木一彰氏とギャラクシー・エンターテインメント・グループ日本地区総支配人の岡部智氏が講演を行った。最後に、マカオ大学アジア太平洋経済管理研究所プログラムディレクターの古田茂美氏の進行で、佐々木氏、岡部氏に加えマカオ大学工商管理学院長のジャッキー・ソー氏によるパネルディカッションを開催、成功を収めているマカオの事例を挙げながら、日本版IRの可能性と課題などについて意見交換した。
 

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