福岡空港・南側ゲートが供用開始
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福岡空港・国内線旅客ターミナルビルの南側ゲートが、本日29日から供用開始となった。これにより、南側ゲートにおける出発と到着の動線が分離されて移動がスムーズになることに加え、利便性とセキュリティ向上につながるという。
今回オープンしたのは、国内線旅客ターミナルビル南側の搭乗待合室と到着コンコース、到着手荷物受取所、到着口など。このうち南側搭乗待合室は、8月8日に先行して供用開始した出発保安検査場を通過した先に設けられており、物販店や飲食店も併せてオープンする。また、到着関連施設のオープンにより、南側に到着した乗客は、飛行機を降りた後にエスカレーターなどで2階から3階に上がって到着コンコースを通り、1階の手荷物検査場に降りるルートとなる。
福岡空港では現在、国土交通省が行う福岡空港国内線の平行誘導路二重化などに併せて「福岡空港国内線旅客ターミナルビル再整備事業」を行っており、15年6月に着工。すでに16年10月の「DELICIOUS LANE」(4店舗)の開業を皮切りに、同年12月にはフードホール「the foodtimes」がオープンしたほか、昨年8月には北側到着コンコースが供用開始となっている。今年7月末時点で計画の約8割まで進んでおり、今後は19年春の「地下鉄アクセスホール」や、20年1月の「バスラウンジ」の供用開始を順次予定している。
今回の南側ゲートの供用開始について、福岡空港を運営する福岡空港ビルディング(株)の広報担当者は、「本日の国内線旅客ターミナルビル南側の施設供用にともない、セキュリティが強化されるほか、お客さまの動線が改善され利便性が向上しました。国内線再整備工事のため、ご利用のお客さまにはご不便をおかけしておりますが、生まれかわる福岡空港にご期待いただきますようお願いいたします」とコメントしている。
【坂田 憲治】
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