2024年11月23日( 土 )

福岡でもパチンコホールのイベント告知自粛開始

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 福岡県遊技業協同組合は、27日、福岡県警生活保安課からの要請を受け、パチンコホール(以下、ホール)への「ライター取材等に関する事前告知等の自粛」を同組合長・支部長・組合員向けに通達した。規制強化の影響もあり、遊技愛好者のホール離れが進む中、集客ツールを一つ手放さなければならない福岡県下のホールにとっては、まさに泣きっ面に蜂の状態だ。
 ライター取材等のイベント告知はイベント実施日の事前事後(当日も含む)ともにNGで、自粛内容を遵守しないホールに対しては、県警から所轄署を通じて個別指導が行われる。

 有名ライターのホールへの来店や専門誌の取材陣来店告知は、射幸心をそそるおそれがあるとして、全国的に自粛を求める傾向が強まっている。福岡県遊技業協同組合は「今後もこうした(規制強化の)流れは強まっていく」としており、ホール側にはイベントに頼らない、顧客確保に向けた新たな取り組みが必要になる。

 なお、ライター自身が自分のSNSを通じて来店情報を発信することは止めようがないが、よほどのファンではない限り逐一チェックはしない。ライター目当てにホールへ出向くということは減っていくと考えられる。

【代 源太朗】

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