2024年12月22日( 日 )

ドンキホーテ、業態転換開発から次の展開へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 ディスカウントストア大手のドンキホーテホールディングス(以下ドンキHD)は11日、流通大手のユニー・ファミリーマートホールディングス(以下ユニー・ファミマHD)から、総合スーパーを展開するユニーの株式の60%を買い取り、完全子会社化することを発表した。両グループは2017年よりダブルネームの業態転換店舗を6店運営してきた。

 また、同日ユニー・ファミマHDは、ドンキHDを持分法適用関連会社とすることを目的に、ドンキHDの発行済株式の公開買付を実施する予定であると公表した。ただし、本公開買付に関しては、「ドンキHDの取締役会において、本公開買付けに賛同する旨の意見表明決議が行われ、かつ、当該決議を撤回し、またはこれと矛盾するいかなる決議も行われていないことなどの前提条件が充足されることが条件」とされている。

 なお、ドンキHDによるユニーの株式取得と、ユニー・ファミマHDによるドンキHDの株式取得は別個独立した取引であり、他方の取引の前提条件とはなっていないため、いずれか一方の取引の全部または一部が予定どおりに完了しない場合でも、他方の取引は実施されることがあるという。

関連記事