サッカーJ2アビスパ福岡は28日、ホームのレベルファイブスタジアムにツエーゲン金沢を迎えて第39節の試合を行い、J1昇格にむけた大事な1戦を今季最多の13,008人が後押しした。
序盤、福岡はMF石津大介を起点に得意の細かいパスからシュートに繋ぎ、前半13分に中央からのパスをFW城後寿が柔らかいタッチからシュート、こぼれ球を後ろから詰めていたMF石津大介が押し込んでゴール。しかしその後、福岡の攻めは失速し、前半28分、金沢にフィールド中盤でFKを与えてしまう。早いリスタートに反応した金沢MF金子昌広が福岡DF陣の裏を抜け、そのまま同点ゴールを決めた。

後半も厳しい展開は続き、後半8分、金沢MF清原翔平に勝ち越しゴールを奪われる。その2分後、MFウォン・ドゥジェと交代したFWレオミネイロが技ありのミドルシュートを決めて2-2。試合終盤に運動量が落ちた金沢に猛攻をしかけるも詰めが甘く、2-2のままタイムアップの笛が鳴った。
試合後の記者会見で井原正巳監督は、「このような結果になってしまったが、下を向かずに残り3試合に向けて、チームを1つにしていく」と意気込みを語った。
【麓 由哉】
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