2024年12月22日( 日 )

大塚家具、福岡ショールームを縮小か!?

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 業績不振が続いている(株)大塚家具(東京都江東区)が商業施設「博多リバレインモール」内で営業する福岡ショールームを縮小し、一部スペースを貸会議室などに転換する方針であるという、一部報道があった。
 同社は昨年11月に、貸会議室大手の(株)ティーケーピー(TKP)(東京都新宿区)と資本業務提携を締結。すでに同社の仙台ショールームや新宿ショールームでは、一部スペースがTKPの貸会議室やイベントホールとして運営されている。福岡ショールームについても、同社にとって家賃負担の軽減などが見込めることから、TKPの貸会議室への転換が前向きに検討されているとされる。

 一方で、同社広報は「一部で報道がされていますが、福岡ショールームについては、具体的に決定した事実はありません」とコメントする。
 同社では現在、従来型の大型店を中・小型店へと転換していく方針を掲げており、福岡ショールームでも昨年6月に売場面積を約半分に縮小する改装が行われたばかりだった。

 なお、同社は14日、18年12月期第3四半期(18年1~9月)の決算を公表した。売上高は前年同期比12.5%減の273億4,400万円、48億6,300万円の営業赤字を計上。同社の大型店における客離れが続いたことなどを、減収の要因として挙げている。また、18年12月期通期の業績については、8月に公表した業績予想から変更はないとしており、売上高376億3,400万円、営業赤字51億円、最終赤字34億2,600万円を見込んでいる。

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