マークイズももち、その全貌が明らかに
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2016年3月末に商業施設「ホークスタウンモール」が閉館してから約2年8カ月。新たなお出かけ・お買い物スポットの誕生を心待ちにしていた福岡市民は少なくない。
そんな中、いよいよ今週11月21日(水)グランドオープンを迎える大型商業施設「MARK IS 福岡ももち」。三菱地所開発(株)が手がける商業施設の旗艦ブランドでもある「MARK IS」、その九州初進出となる福岡ももちへの期待感は高まるばかりだ。全163店舗がお出迎え
MARK IS 福岡ももち(以下、マークイズ)は、福岡市中央区地行浜2丁目、「ホークスタウンモール」跡地に誕生した大型商業施設。隣接地ではツインタワーマンション「ザ・パークハウス福岡タワーズ」の建設工事も進んでおり、同マンションと合わせて地域の新たなランドマークになることは間違いない。
駐福岡大韓民国総領事館側の入り口から施設内に足を踏み入れると、開放的なエントランスと広々と幅の取られた階段、通称「OH-KAIDAN」が来店客をお出迎え。階段の隅には腰を掛けられるレストスペースが設けられており、単なる2階への移動手段で終わらせない工夫が感じられた。
1Fでは「ユニクロ」や「ニトリ(1~2F)」「HalloDay」など、スーパーや日用品の販売店を中心に48店舗が営業。2Fは服飾店が目立つ中、「TSUTAYA BOOKSTORE」やライブハウス「Zepp Fukuoka」が入り、娯楽色も強い全53店舗体制。ATMも同フロアで利用可能だ。
3Fにはマークイズのこだわりポイントの1つでもあるフードコート『ももキチ』が入る。フリーWi-Fi・充電器完備で、食事をしながらゆったりと過ごすことができる。テナントには、リンガーハットの特別仕様店舗「リンガーハットプレミアム」のほか、一部アニメ好きの間でも話題になっている佐賀を代表する鳥料理店「ドライブイン鳥」など11店舗(同フロアで営業するレストランを合わせると19店舗)が入るほか、子ども向けの販売店・サービスエリアが充実している。
4Fはエンターテインメント色が強く感じられるフロア。映画館「ユナイテッド・シネマ」が、九州初となるワイドオープンスクリーン(正面に加え左右両側面にも映像が投影される)『スクリーンX』とともに戻ってきたほか、アミューズメント施設「namco」、家電量販店「コジマ×ビッグカメラ」など、13店舗を展開。中でも賑わっていたのはVR体験エリア。「マリオカート」など人気ゲームをVRで楽しむことができる。
目指したのは日常的に通いたくなる『憩いの場』
マークイズの館長を務める安部郁夫氏は「ここには、海やヤフオク!ドームといった、『非・日常』を感じられる舞台が揃っています。都心ではないけれど、純粋な郊外でもないこの場所を、天神でも博多でもない、『ももち』として広く認知してもらえるよう挑戦していきます」と意気込みを語った。また、一部で懸念されていた交通アクセスに関しては「駐車スペースを、以前の700台から1,300台に増加させたほか、領事館方面から車でお越しの方に向けて左折専用レーンを設置。よかトピア通りでは、バスカットがしやすくなるよう、バス専用レーンの幅を拡張しました。公共の交通機関については、西鉄、福岡市営地下鉄に協力していただき、両交通機関の利用で、ショッピングで使用できるポイントの加算ができるようにしています」と話した。
マークイズの近接地にはホテルやオフィスもある。「地域の方々に、休日・平日の分け隔てなく、日常的に利用していただけるようにしたい」(安部館長)との目標も掲げられており、地域住民にとって新たな憩いの場の誕生となりそうだ。
【代 源太朗】
法人名
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