健商、臨床試験で睡眠時のいびき低減を確認
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健商(株)(本社:福岡市博多区、伊藤智章社長)は26日、同社が販売する健康食品を用いた臨床試験でいびきの低減が確認されたとし、試験成果について論文化を進めていることがわかった。
試験は今年7月、20歳以上の健康な男女30 人を対象に、リンゴ酸マグネシウム、還元型CoQ10、各種ビタミンなどを含む健康食品「サイレントナイト」の摂取群15人(平均年齢51.7 歳:男性12人、女性3人)と、プラセボ品を摂取する15 人(平均年齢51.07 歳:男性13人、女性2人)の2群に分けた、二重盲検ランダム化並行群間比較試験(RCT)。両群にそれぞれ1 カ月摂取後、3種類(ピッツバーグ睡眠質問票=PSQI)、Profile of Mood States(POMS 短縮版)、エプワース眠気尺度問診票の3種類の質問方法と、騒音計を用いた測定で評価した。
結果、PSQI の試験で摂取後に総合得点の有意な低下がみられたほか、POMS 短縮版の試験物でも、摂取後に有意な低下を確認した。また、騒音計を用いた睡眠中のいびきの測定においては、「サイレントナイト」摂取群のほうが、目安とされていた騒音量(65dB)より減少回数が多かった。
同社は今回の臨床試験について、「睡眠環境の改善に有益な可能性があることが示唆された」として、来春までに論文化と各学術誌への投稿や発表を行う予定。
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