2024年11月14日( 木 )

マリモが西中洲で隣接する3棟取得 旧かに通ビルも

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 不動産開発のマリモ(本社:広島市西区、深川真社長)が、11月9日に旧かに通ビルを取得していたことがわかった。マリモは、9月に隣接するプロスペリタ西中洲Ⅱを取得していたほか、昨年11月にてら岡春駒店が入居していたビルも取得していた。旧かに通ビルの取得により、国体道路沿いに並ぶビル3棟を取得したこととなった。

 旧かに通ビルは、家賃保証などを手がけるマリン保証の関連会社・トレジャーカムから取得。取得金額は不明ながら、8億円の根抵当権が設定されている。9月にかに通博多店が移転したことにより空きビルとなっており、今後はマリモによりリニューアルが実施される。
 プロスペリタ西中洲Ⅱは、不動産仲介などを手がけるCIFOから取得。こちらも取得金額は不明ながら、9億2,700万円の根抵当権が設定されている。すし店などが入居し、満室稼働している。
 空きビルの状態で取得していたてら岡春駒店跡のビルは、すでに改修工事が完了し、カラオケ店などが入居している。

 マリモは福岡市中心部の不動産取得を続けており、今後は福岡に特化した私募リートの組成も検討しているという。

【永上 隼人】

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