福岡商工会議所「平成31年新年祝賀会」を開催　今年の言葉は「改元新風」

　福岡商工会議所は1月7日、新年恒例の「平成31年新年祝賀会」をホテルニューオータニ博多で開催した。

　祝賀会には政財界から約1,300人が出席。冒頭、あいさつに立った藤永憲一会頭は「景気は緩やかに回復しているが、株価の下落や人手不足など不安定な要素もある。今年4月に働き方改革関連法が施行され、10月には消費税が10％に引き上げられる。こうした課題を重点項目ととらえ、昨年策定した中期方針を推進し商工業の発展に寄与していく。今年は、G20財務相・中央銀行総裁会議やラグビーワールドカップなど大型のイベントが開催されるので、九州・沖縄の元気を発信していきたい」とあいさつ。毎年恒例となっている会頭の今年の言葉「改元新風」を披露した。

　来賓あいさつに立った小川洋福岡県知事も「景気が腰折れしないよう、中小企業の身近な支援拠点である商工会議所と力を合わせて支援していきたい。また、今年の大型イベントを成功させ、福岡県の観光の国際競争力を高めたい」と語るなど、2大イベント成功への意気込みが伝わってきた。

　乾杯は塩田康一・九州経済産業局長の音頭による行われた。会場のあちこちで、新年に顔を合わせたトップ同士があいさつを交わす様子がみられ、盛会のうちに閉会となった。