精華女子高吹奏楽部、新天町商店街で「確定申告」をPR！

　私立精華女子高等学校（福岡市博多区）吹奏楽部が、2月13日午後2時から、新天町商店街（福岡市中央区）のメルヘン広場周辺で、確定申告をPRするイベントを行った。

　このイベントは福岡税務署が主催で、確定申告書作成コーナーの利用を促進するためのPR活動の一環として行われたもの。吹奏楽コンクールなどで毎年優秀な成績を収めている同高吹奏楽部の協力のもと、今年で4年連続4回目となる。

　新天町サンドームに設置されている「メルヘン・チャイム」が午後2時の合図をお知らせすると同時に、「確定申告書等作成コーナー」の横断幕をもった税務署職員を先頭にパレードがスタート。およそ10分かけて周辺の通りを1周した後、メルヘン広場でおよそ30分にわたり、吹奏楽部が演奏を披露した。

　パレードや演奏中は、その様子を一目見ようと、多くの人だかりができていた。また、演奏後は、税務署職員と同校の生徒が一緒になって写真撮影を行う一面も。吹奏楽部の顧問を務める職員は、「今回出演した生徒は皆3年生。彼女たちにとって高校生活最後のイベントで、今日をとても楽しみにしていた。卒業後、進学や就職を控える彼女たちにとって、今日のPRイベントは税金や世の中の仕組みを知るいい機会になったのでは」と話した。

　2018年分の所得税の確定申告の相談、申告書の受付は、2月18日（月）から全国の税務署の確定申告会場で始まる。例年、申告会場は多くの人で混雑することから、国税庁HPでは「確定申告書等作成コーナー」を設け、自宅のパソコンなどから確定申告書の作成ができることをPRしている。

【長谷川　大輔】

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国税庁 確定申告書等作成コーナー