TATERUの18年12月期 大幅減益も黒字は確保
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13日、TATERUが2018年12月期(連結)の決算発表を行った。同期の売上高は前期比18.1%増の791億円。経常利益は同91.3%減の5億円にとどまった。
18年8月に発覚した改ざん問題により、7月から12月までの成約数も前年同期の454から80へ大きく減少していた。受注取り消しによる土地買い取りや引渡遅延で、棚卸資産は前期比97億円増加。原価に棚卸資産の評価損18億円を計上した。
主にこのような棚卸資産の増加を要因として、営業キャッシュフローはマイナスに転じた。同年5月の新株発行や9月のGAテクノロジー株の売却などで現預金は119億円と前期から増加した。
なお、19年12月期の業績予想は合理的な予想が困難として発表を控えた。
【永上 隼人】
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